最近よく耳にする、煽り運転や嫌がらせ運転。このような危険運転ですが映像記録がないと「主観的な問題」として扱われます。さらに、嫌がらせによる急ブレーキが原因で追突した場合でも、100%自車の過失による事故として扱われてしまう場合が多くなっています。自己防衛のためには「記録」が大切。音声もあれば相手の暴言なども記録できます。
前方カメラは、前方走行車の運転状況、自分の運転の状況を記録。後方カメラは、後続車の車間距離や、追突されたときの後続車のドライバーの運転状況を記録できます。後方カメラがあれば、煽り運転などの犯罪に巻き込まれた場合に、犯人車両のナンバープレートや運転者の顔が記録でき、事件解決につながりやすくなります。
平成30年度版の警察白書によると、110番通報から警察官の現場到着までの所要時間は、全国平均で7分5秒。宮城県においては県平均で13分11秒。煽り運転や嫌がらせ運転の被害にあった場合でも、到着した警察官に”現行犯“として扱ってもらえる可能性は極めて少ないのが現状です。自己防衛のために記録を残すことはとても重要です。
市販のドライブレコーダーには1台数千円で入手できる安価なものもありますが、解像度が低く録画画質が悪かったり、夜間等の暗い環境では画質が落ちるなど、証拠として使用できないことがあります。高価なものでもバッテリー消費で車に過剰な負担をかけるものがあるため、純正ドライブレコーダーの装着がおすすめです。